パラドックス問題

パラドックス問題【ぱらどっくすもんだい】
paradoxical problem?

一組のシルエットパズルを使って、似たような図形を複数個つくる問題のこと。同じピースを使っているのに面積が変化したように見えるため、こう呼ばれる。たとえば、「タングラム」には多数の作例がある。

「―だというのに、どれも矛盾を感じない形状であった」

パッキングパズル

パッキングパズル【ぱっきんぐぱずる】
packing puzzle

いくつかのピースを指定された枠の中に収めるもので、ピースの一部が外に出るのを禁止するものが多い。「つめこみパズル」と呼ぶこともある。当初はピースが枠いっぱいに入るものが中心だったが、枠の中にスキマができるものも増えてきた。

「スキマのある―とはいえ、それほど簡単ではなかった」

パリティ

パリティ【ぱりてぃ】
parity

もともとは、状況が同じであること。とくに、数理科学の分野では、偶奇性(ある数・状態が偶数か奇数か)を指すことが多い。偶数と奇数の両方になることはないから、一方から他方に移ることはできない。とくに、スライディング・ブロック・パズルや一部のパッキングパズルについて、ある問題が解決できるかどうか判定するときに使われることが多い。一般的には、何らかの入れかえが起きているものに対して効果がある。

「これは簡単。だって、―を考えればピースの位置がは全部決まるんだから」

パズル家

パズル家【ぱずるか】
puzzlist, puzzler? puzzle people?

パズルを愛好する者のこと。音楽家や建築家などと同じ言い方なのかもしれず、単に「パズル愛好家」の略称かもしれない。

「未来の―に、このコレクションを託そうか」