ノンノッチャブル

ノンノッチャブル【のんのっちゃぶる】
non-notchable

ノッチャブルでないこと。または、そのようなピースのこと。つまり、ピースの凹みに行き止まりがあるために、貫通して削るだけでは作れない構造をしている。実際に作るときには、ノミやフライスといった工具がないと削れない。とくに、フライス(milling cutter)を使えば作れるものをミラブル(millable)と呼んで、さらに分類することがある。

「―を作るのは面倒だから、キューブを貼り付けておこう」

ノッチャブル

ノッチャブル【のっちゃぶる】
notchable

ピースに溝が付けられること。または、そのようなピースのこと。伝統的な組木のピースを分類する際に、この語が用いられることが多い。ここで「溝が付けられる」とは、直線的に貫通して削るだけでピースが完成できることを指す。この方法で作れないものはノンノッチャブルと呼ばれる。

「手に取った、このピースだけが―だった。内部空間があるのかもしれない」

ノノミノ

ノノミノ【ののみの】
nonomino

同じ大きさの正方形9個を辺でつなげて得られるもの。全部で1285種類ある。

「これを―だと考えれば、そんなに難しい話ではない」

ノナキューブ

ノナキューブ【のなきゅーぶ】
nonacube

同じ大きさの立方体9個を面でつなげて得られるもの。全部で48311種類もある。

「変な形の―3個だけど、これでキューブができるんだって」

ノットカラーマッチ

ノットカラーマッチ【のっとからーまっち】
not color match

同じ色が隣り合わないように並べる、マッチングパズルの一種。その多くは辺でも頂点でも触れないこととされる。中には頂点での接触を認めるものもあり、チェッカーパズルをその一例と考えることもできる。

「詰めるだけなら簡単だけど、―にすると手に負えない」