いつもの編集、べつもの編集

ここに来て、定番と例外に追われています。より正確に言えば、十年ほど前に始まった(はずの)プロジェクトと、その再開をきっかけに誕生したプロジェクトがあるのです。

古い方の案件は下準備を進めていたものの、制作サイドの諸事情があって長らく休止状態。ところが、昨今の情勢でオンライン会議が増え、かえって遠方どうしの距離が縮まった結果、このプロジェクトも打ち合わせから再開しようという話に。

ネット上での打ち合わせは、この感染症禍が広がる前から個人的に多用していました。他県のメンバーで事を進めることも多いから、いちいち長距離移動で顔を合わせるわけにはいかないし、そのための時間と費用も無視できない。今や珍しい話でもないでしょう。

そんな慣れもあって、あの古くからの案件に、少なくとも会議スタイルの上では新しい形を盛り込むことになりました。いざ、その重いフタを持ち上げてみると、意外とすんなり滑り出せる。先は明るい。あとは動くだけだ。と、そのための作業が冒頭に述べた「定番」なのです。

で、もう一方の「例外」は何かといえば、これについては述べようがない。まったくもって「定番」とは異なる形式だから……というより、作ったことがないものなので、作り方から作っているわけです。

とはいえ、どちらも編集という言葉を使える対象ではあります。「定番」の方は、いつもの編集だなと思えるし、まだ別物という印象の「例外」にも、まあ編集だなと感じることが多い。素材そのままを味わってもらうことができそうにないのだから、これは仕方ないですね。

さて、あとは披露するタイミングを決めないといけません。おそらく「例外」の方が先になるのではないかな。慌ただしいのは今に始まったことではないし、こうして同じ時期にもがいていたのを後で笑えるくらいになればいいなと思います。

2021年の頭に、2020年を振り返りつつ。

もはや、ほとんど「パズいち」の連絡板となっていた、このページ。

ところが、イベント自体が無期限の休止に決まった途端、すっかり更新が途絶えてしまいました。それは当然の結果であって、仕方ない。しかし、元来は雑記帳のようなページなのだから、本来の意義を取り戻し、雑文を書き並べるべきではないか。

そういった声が各方面から届いた――という話は一切ないので、ここは自ら書き散らすしかなく、ひとまず手短に2020年を一年を振り返ってみます。

そうは言っても、ただでさえ2020年は話題の豊富な年でした。語りだすとキリがなく、たいした結論も出ない上に、これを読んでいる方が世間的な情報を期待しているとも思えない。そんなわけで、さらりと自分の活動を切り取ることにしましょう。

・「Platrin」の新版を制作
・「Cardiamond」を制作
パズいちが偶数月の開催に
ぷりぷれパズルに「ヒツジとオオカミ」「六枚の葉っぱ」「スノーマンの箱」を提供
パズいちが無期限の休止に
・葉樹林から「Dualone」が出る
・「White Leaves re-mix」を制作
・「4U Plus」の特別版を数セットだけ制作

それにしても、平面的なコンテツが多いですね。これは制作環境の事情、または本人の能力によります。もちろん、ここにTwitterで述べたパズル的なツイートは含めておらず、それを含めると少し厚みは出ますが、なにぶん雑なので割愛しました。

さて、上記のうち「4U Plus」だけにリンクが含まれていないことにお気づきでしょうか。率直に言えば、妥当なリンク先がないんだから仕方ないじゃないの、という話なんですが、理由は他にもあります。それは、これから制作するものに関係があって、これから作るんだから存在しない。ないものはない、となって話が循環してしまった。

すとんと言ってしまえば、特別版(上掲のものがコレ)を作った後に、いわゆる「通常版」を出そうとしているのです。そもそもの紹介ページは通常版のために用意するべきで、その注記として特別版を紹介したい。そんな筋書きがあって、結局のところ、リリースの順序が逆転しまったのでした。

ともあれ、この先で何が起こるか誰も分かりませんが、色々やってみるスタンスは変わりなく進んでいきます。そういえば、例によって新年の図案を更新しました。ページの最下段が最新です。

2021年も、よろしくお願いいたします。

いったん休止へ、二十四回目のパズいち。

世間の情勢を踏まえ、様子を見ながら開催した八月の下旬。パズいちが二ヶ月ごとの実施になってから、これが前回に続いて二度目の開催となりました。

今回のテーマは、四月に実施するはずだった「回すパズル」と「穴のあいたパズル」の二つです。当日の様子をご紹介しましょう(クリックすると大きくなります)。

「回すパズル」はピースを回転させたり、全体が回ったりするものが中心です。回転によって局面が変わるパズルもあれば、回転そのものが解決の糸口になるパズルもあります。

機能に注目する一方、形状にフォーカスしたのが「穴のあいたパズル」でした。この条件に当てはまるパズルは意外と多く、その穴に意味のあるものを優先して選んでいます。こういう観点で分類するのも面白いものですね。

昨今の状況もあり、参加者の人数は少なめでしたが、そのぶん穏やかに、じっくり取り組んでいる方が多いように感じました。

さて、ここで一つ残念なお知らせがあります。

実は、今回の開催をもって、本イベントは無期限の休止に入ることを決めました。コロナ禍の影響で対策方法にも限界があるなか、安定した運営が困難であると判断したためです。

いつも楽しみにしてくださっている方には大変申し訳ありませんが、今後は時間をかけて情勢を見守り、再開できる可能性があれば検討していくつもりです。

これまで二十四回に渡り、さまざまなテーマで開催を続けてきました。これも多くのご参加があってのことで、本当にありがとうございます。そして、ご協力くださったコレクターさんや個人作家さん、ならびに関係者のみなさんには大いにサポートしていただきました。あらためて感謝を申し上げます。

またの機会に、お会いしましょう。

 ***

なお、イベントの紹介ページとTwitterのパズいち公式アカウントは存続します。過去の開催については本ページの「パズいち」カテゴリーをごらんください。

手探りのなか、二十三回目のパズいち。

前回の開催は2月下旬。その後、いわゆるコロナ禍で世界中が揺れました。
パズいちの開催にも影響は及び、奇数月としては最後(同時にフリーテーマ回としても最後)だった3月は中止となり、新方式でスタートするはずだった4月も中止。当初、その次も中止の見込みでした。

ところが、ゆっくりと世間の情勢が変化していった6月、いつもの会場がある店舗は通常営業に戻り、併設スペースも使えるようになったのです。これが再開を大きく後押ししました。
何ができて、何ができないのか。それはまだ完全には見えていませんけれど、現時点での考えは公式ページにある「感染拡大防止のための対応」で述べたとおりです。

さて、様子を見ながら開催した6月は、中止となった3月のテーマを引き継いで「スポーツのパズル」と「パッキングパズル」を選びました。当日の様子をお見せしましょう(クリックすると大きくなります)。

このうち「スポーツのパズル」はチョイスに困るテーマで、基本的にはサッカーが多くなってしまいます。ただ、そこは協力コレクターさんの手腕で、野球やゴルフ、ボーリング、レーシングにまつわるパズルが発掘され、ダンベル知恵の輪まで持って来てくださいました。

もう一方の「パッキングパズル」は、まさにパズルの王道たる一分野。ただし、あまりに数があるので、海外メーカーから個人作品まで見ながら、平面・立体の両タイプを幅広く並べています。

また、今回は席数を半分以下に減らしましたが、スタート直後に人数が増えたため、入場できるまで待機していただく場面もありました。とはいえ、全体としては穏やかに会を終えることができたようです(ご協力ありがとうございます!)。

それでは、次回の予定です。最終的には、世間の情勢を見ながら可否を判断するつもりです。

日時:2020年8月30日(日)13:00~18:00 ※3月・4月は開催中止、6月から再開しています
会場:パズルショップ・トリト内 併設スペース (東京都台東区)
参加費:200円(会場費など/当日の受付時に集めます)
席数の目安:6名ほど(会場の状況により調整します)
当日は13:00に受付を始め、冒頭に簡単な説明があります。その後は自由に遊んでください。

・事前予約は不要、途中の参加・退出も可能です。
・講演、競争、物品の売買などはありません。
・今後は偶数月のみの開催です(10月の内容は調整中)。

・場内の定期的な換気を心がけ、席数を減らして開催する予定です(人数超過の場合、入場をお待ちいただきます)。
・共有物は可能な範囲で消毒します。ただし、パズルの消毒には限界があるため、その点ご理解ください。
・参加の際はマスクの着用をオススメします。体調が悪い場合には、またの機会にお越しください。
・これまで自由だった、参加者によるパズルの持ち込みは一時的にストップします。

なお、繰り返しになりますが、感染拡大防止のため、これまでの開催とは異なる部分が複数あります。ご参加の際は、ご理解・ご協力をお願いします。

 ***

パズいちは今後も定期的に開催する見込みです。くわしいことは下記の紹介ページ、タイムリーな話題はTwitterのパズいち公式アカウントをごらんください。

パズルの一日会(パズいち)
http://kofth.com/projects/pz1/

変化の節目に、二十二回目のパズいち。

令和2年の2月に22回目という、なんとも揃いの良いタイミング。このときのテーマは「変わった形のパズル」でした。

実は、このテーマ、パズいち自体の変化の兆しも言い当てているのですが、それは後で触れるとして、まずはパズルの様子をお見せしましょう(クリックすると大きくなります)。

今回も解釈の幅が大いにあるため、本当に多種多様なパズルを並べました。この統一のなさに、うっすら統一感があるのです。というか、そもそも「変わった形」でないパズルなんてあるのでしょうか。

開催当日は朝から雨。このところの外出控えも手伝って人数が少なくなるかと思いきや、これが意外と普段どおりの来場でした。やっぱり新しい方も来てくださって、みなさんの知的好奇心に驚くばかりです。

さて、次回は通常のテーマ回に戻って、3月の下旬に開催します。

日時:2020年3月29日(日)13:00~18:00
会場:パズルショップ・トリト内 併設スペース (東京都台東区)
参加費:200円(会場費など/当日の受付時に集めます)
席数の目安:15名ほど(会場の状況により調整します)
当日は13:00に受付を始め、冒頭に簡単な説明があります。その後は終了時間までご自由に。

・パズルを持参しなくても参加できます。
・事前予約は不要です。途中の参加・退出もOK。
・講演、競争、物品の売買などはありません。

今後のテーマは以下のとおり。念のため、お越しの際は事前に開催日をご確認ください。

3月29日(日)スポーツのパズル、パッキングパズル

4月26日(日)回すパズル、穴のあいたパズル

ところで、ここで大切なお知らせがあります。2018年の5月にスタートして以来、これまで月に一度の開催を続けてきましたが、諸般の事情で4月からはペースを落とすことになりました。

具体的には「偶数月のみの開催」となります。つまり、4月の次は5月ではなく、6月に開催する予定です。さらに今後はフリーテーマ回を設けず、いつでも二つのテーマを取り上げます。パズルの持ち込みについても制限はなく、常に大歓迎です。

というわけで、開催のタイミングは変わった形になりますが、そのぶん充実した時間になるよう工夫していきますので、これからもよろしくお願いします。

 ***

パズいちは定期的に開催しています。お近くにお越しの際はお気軽にどうぞ。くわしいことは下記の紹介ページ、タイムリーな話題はTwitterのパズいち公式アカウントをごらんください。

パズルの一日会(パズいち)
http://kofth.com/projects/pz1/