夜があるなら昼もある

新企画の立ち上げには多少のエネルギーが必要で、それがイベントだったら、なおのこと。

あれこれと準備を進める中で、まだ本ページで何のアナウンスも出していないことに気が付いた。そこで、遅まきながら、ここで一つお知らせしよう。

手短に言えば、以前の「パズルもの夜席」を昼に移して開くことになった。ちょっと回りくどいか。すなわち、新たに「パズルもの昼席」を開催するわけで、ロゴマークを見れば一目瞭然。あのマニアックな夜の催しが、今度は明るい時間に舞い戻ってくる。さて、どうしよう。

夜席を開催したのは今年の五月。その時点で「昼」を予測していた向きもあると聞くけれど、興行主の自分にとって、それは言葉の上で想像できても、まさか年内に開催するとは思わなかった。そんな時間の余裕はなかったのだ。

実際、とある案件のせいで、秋に入っても慌ただしいことは間違いない。そうなんだけれども、いろいろ関係先の話を聞いて、これは早々に開いておいた方がいいなと感じたのが夏の終わりごろ。詳細は控えるが、なんというか、話の流れというやつである。

結局、会場や協力先と調整しながら、狙いを11月下旬に定めた。それが連休の最終日。なんでも、連休としては今年最後なのだという(と書いたが、よく考えてみれば金曜は平日だから連休でも何でもない)。

そうと決まれば、あとは動くのみ。

ロゴマークも前回の様式に合わせてみた。文字だけでなく、左下のワンポイントと背景色、鳥のシルエットも変わっている。当初、背景は前回と同じ写真だったが、あれは「個人作品を並べる」という趣旨に沿ったチョイスだったから、さすがに変えることにした。ベタなパズルが並んだ写真なら一般性があるし、今度の「秋らしいパズル」という方針に対しても、大きく外れる心配はないだろうと。

そして、今回は夜から昼へ、より参加しやすい形になった。そのため、事前の案内も少し配慮することにしている。きっちりチラシを作って関係筋に渡し、ポッドキャスト「パズルの話半分」でも何度か触れることにしたが、これが吉と出るのかどうか。

ちなみに、このチラシ、裏面は紙折りパズルになっている。ちょっと面白い仕組みのものを利用してみたので、イベントの参加とは無関係に遊んでみてほしいな。会場となるぶんかぶは当然ながら、どこかのパズルショップにも置いてあるとか。

さて、ないことはないが、ほとんど書くことがなくなってきた。イベントの詳細は特設ページを見てもらう方が早い。ひとまず、ほどよく人が来るぐらいの盛況に期待しつつ、参加者として自分も楽しめるものになればと思うばかり。

というわけで、お時間が合えば、是非おいでください。パズルと一緒に待っています。