ひとまず、年越し蕎麦をたぐり終えたので、この2022年を振り返ってみる。
他にも細かい案件はあるけれど、公表できる範囲で目立ったものを挙げると、こんなところだろう。もちろん、某団体における活動は別にあるとしても、個人レベルで動ける程度には限界があるし、これまでの経験から慎重な判断が増えることも少なくない。
それに、このご時世で動きにくくなったわりには動けた気もするし、数が少ないなりに一つ一つの重さは結構なものだから、それなりに成果はあった。そう評価できるんじゃないかな。
とはいえ、年齢とともに「知恵」がついたというか、どうも考えばかりが大きくなって、アイデアを目に見える形で残す機会が減ったのも、これまた事実。いわゆる、頭でっかちになっている実感は、正直あるんですよ、これでも。
あとは、さまざまな場面で紹介役・まとめ役になったり、慣れていない人や新しく始める人たちに伝達する役回りが増えてきた。これは、まさに年数によるものなんだろうな。
そのうえで、いま思いつくものを作れとか、もうTwitterはやめろとか、早くパズいちを再開しろとか、あれこれ叱咤激励をいただくものだから、余計に考えることが多くなってしまう。実際には「いろんな考え方があるよね」と思うだけなので、それほど自分に影響はないんだけれど、まったく無視することもできない。
いずれにしても、自分が見ているものの流れに任せて、たまに目前の岩を避けるぐらいのスタンスで来年も進むことになりそうだ。ただし、ここ数年、ずっと未完了の案件(その一つにパズラボ帖6も入っていたが、それとは次元の違う件が一つある)に腕を掴まれているので、どうにも機動力は上げられない。
というわけで、例によって、つかみどころのない話になってしまった。
いろいろ思うことはあるけれども、まずは日頃から、私の作品やイベントに興味を持ってくださった方々に感謝を申し上げます。そして、こんな雑文を読んでくださったあなたにも、それは同じ。
2023年は穏やかな年になるといいな。というか、そうしたい。